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創刊から13年 南房総のフリーペーパー「0470-」がウェブメディアへ

最終号となった75号。南房総エリアならではの印象的な風景が表紙になることも多かった

最終号となった75号。南房総エリアならではの印象的な風景が表紙になることも多かった

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 南房総エリアの魅力を伝えるフリーパーパー「0470-」が3月1日発行の75号をもって紙での発行を終え、今後はウェブメディアに移行する。

最終号のロングインタビューでは、NPO法人「たてやま・海辺の鑑定団」理事長の竹内聖一さんを紹介

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 同誌は2010(平成22)年10月、当時は南房総の魅力を伝えるフリーペーパーがなかったことから、「ないならば作ろうと」有志が集まり創刊した。誌名は、取材対象エリアである外房を含む房総半島の市外局番に由来する。

 発行は年4回。毎回テーマに偏りがないように構成を考え、取り上げるもののストーリーをしっかり伝えられるよう取材を行い制作してきた。編集長の菅野博さんは「視点を大事に、表だけではない裏にも目を通し、誌面づくりをしてきた」と話す。

 菅野さんは創刊当時からのメンバーで、2014(平成26)年に、編集長に就任。「取材を重ねるごとに南房総の奥深さを感じた。自然と近くなったことで見る目線が大きく変化をした」と、振り返る。

 「地域の一つの小さなメディアのために、多くの人々が取材に協力を惜しまなかったことが何より印象的でありがたいことだった。地域の人が、南房総を愛しているんだなと実感した」とも。

 菅野さんの転居に伴い継続が難しくなったが、一緒に編集していた鎌田真史さんが「ウェブサイトであれば」と今回、引き継ぐことになった。 鎌田さんは「働くにも暮らすにも地元が良い」と気づき、大学卒業後から地元に拠点を置いている。同誌には菅野さんに誘われ、2014年から携わる。

 「ウェブメディアでは、紙媒体だけでは届けられなかった人へも房総の薫りを届けていきたい。今後は動画でも発信していきたい」と話す。「今までの編集長からつながってきたバトンを次につなげるまで、房総の光、房総の楽しみ方を届けていきたい。新しいメンバーの目線で作るウェブメディアとしての0470-を、楽しみにしていただければ」とも。

 菅野さんは「13年と半年、ご覧いただいて本当にありがとうございました。ここまで成長させてくれた南房総の全てに感謝している」と謝辞を述べた。

ウェブサイトは6月、情報発信を始める。

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