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九十九里のクラフトマーケット「くらしずく」、出店者決定 外房から5店

毎年多くの人が訪れ、開場前には長い列ができるという(写真提供=くらしずく実行員会)

毎年多くの人が訪れ、開場前には長い列ができるという(写真提供=くらしずく実行員会)

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 菅原工芸硝子(九十九里町藤下)で10月19日・20日に開催されるクラフトマーケット「くらしずく2024」の出店者が6月1日、発表された。

作家との会話を楽しみながら作品に触れることができる(写真提供=くらしずく実行員会)

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 全国からさまざまなジャンルの作家が出店する同マーケット。作り手と使い手が作品を通して出会い、語り合える場をつくることを目指し、2017(平成29年)年10月に第1回を開催し、今年で7回目を迎える。毎年多くの人でにぎわい、昨年は2日間で約3000人が来場したという。

 出店は公募制で、実行委員会内で選考し決定する。実行委員長のアベジュンさんは「長く使える手仕事と出会える場、作り手と使い手がつながる場、心地よい買い物体験ができる場を目指し、開催を続けている。回を重ねるごとに、その思いに共感する作家が増え、今年は過去最多の応募があった」と話す。

 「全国から魅力的な作り手の応募があり、選考は困難を極めた。毎年楽しみにイベントに訪れる人も多いため、何度訪れても新しい出会いを楽しめるよう考え選考した」とも。

 今年の出店者は61店。外房エリアからは、初出店の「Shruti石鹸(せっけん)工房*シュルティ」(いすみ市)に加え、「∞m.m∞(エムドットエム)」(いすみ市)、「小高善和靴工房」(白子町)、「ツヅリ装身具」(白子町)、鉄工房「カディワークス」(南房総市)の5店が出店する。

 ワークショップも5店で予定し、長柄町に工房を構える水野谷八重さんの「金継ぎ」と「蒔絵(まきえ)の菓子皿作り」も体験できる。

  アベさんは「ただ物を買うだけではなく、作家との会話や空気に触れる体験を通じて『作家とのストーリー』を紡いでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~16時(20日は15時30分まで)。入場料は300円。電子チケットも販売予定。

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