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九十九里浜で学生団体が清掃活動 5日間で29大学224人参加

NPO法人「国際ボランティア学生協会(IVUSA)」のメンバー(写真提供=NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA))

NPO法人「国際ボランティア学生協会(IVUSA)」のメンバー(写真提供=NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA))

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 環境保護を目的とした清掃活動「第22回九十九里浜全域清掃大作戦」が9月1日~5日の5日間にかけて、九十九里浜全域で行われた。

海岸沿いを歩きながら、ごみを拾っていく様子

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 NPO法人「国際ボランティア学生協会(IVUSA)」が主催し、2002(平成14)年に始めた同活動。コロナ禍で中断されたが2022年に活動を再開し、今年で22回目。今年は、29大学から合計224人の学生が参加。昨年より参加人数が増えた。

 実際に清掃活動を行う前に事前ミーティングを行い、「拾う心より捨てない心」を共有。今年は水分補給にはペットボトルを持ち込まず、水筒ボトルを各自持参することも決めた。

 9月3日のエリアは、九十九里浜の片貝海岸から真亀海水浴場までのおよそ4キロ。60人が参加した。中にはOB、OGの姿も見られた。当日は前日の台風10号の影響もあり海岸には自然物のごみも多く散乱していたが、参加者同士声をかけ合ってごみを拾う作業を行った。

 昨年も清掃活動に東京から参加した大学生は「たくさんごみが拾えることが必ずしもいいことではない。そもそもごみが少ないことが良いことなので、減らす努力をしていきたい。そのためには、拾う心より捨てない心を、これからも実践していきたい」と話していた。

 広報担当で国士舘大学3年の白川弥幸さんは「清掃活動を行っていると、海にいる方から声をかけてもらうことも多い。土地柄サーフィンをしている方から感謝されることが多く、清掃活動を通じたコミュニケーションが生まれる。ごみを拾わなくてもいい社会が多くの方に伝わるよう、これからも活動していきたい」と意気込む。

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