子育て世代を中心としたボランティアグループ「かぐやdeアミーゴ」が実施する、サンタクロースが家庭を訪問するイベントが12月24日、御宿町で開催される。
プレゼントを届けるサンタ、トナカイとプレゼントをもらった子どもたち (写真提供=かぐやdeアミーゴ)
御宿町社会福祉協議会の地域交流事業の一環で2022年から実施する同イベントは、今年で3年目。同町出身で「かぐやdeアミーゴ」の関宏美さんは「コロナ禍前までは、地元の青団連がサンタクロースに扮(ふん)して子どもたちにプレゼントを届ける活動をしており、子どもたちがとても喜んでいた。自分にも子どもが生まれ、子どもたちが喜ぶことができないかと考えた時にそのことを思い出し、復活させたいと思った」と振り返る。
当日は、事前に申し込みにあった家庭にサンタクロースとトナカイに扮したスタッフが訪問する。「昨年は、30軒ほどの家庭を回った。プレゼントを届けた子どもだけではなく、ボランティアとして参加してくれた人もとても楽しそうにしていた。『また来年も協力したい』と継続して手伝ってくれる人もいる。大学生や高校生も手伝ってくれている」と話す。
「毎年、申し込んでくれる人も増えてきている。スタッフも年に1度、子どもたちに会えることを楽しみにしている人もいる。子どもが少ない地域で、地域交流のきっかけになれば」とも。
対象は、同町在住の乳幼児~小学生の子どもがいる世帯。申し込み後、事前に同協議会事務所にプレゼントを持ち込む。申し込み受け付けは今月16日まで。