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勝浦のTOTOプラテクノで「クリスタルカウンター工場見学会」

光を当てて輝き方の研磨作業。さらに水で濡らしてごみなどが入り込んでいないか検査も入念に行う

光を当てて輝き方の研磨作業。さらに水で濡らしてごみなどが入り込んでいないか検査も入念に行う

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 TOTOプラテクノ 勝浦工場(勝浦市松野)が12月9日、関係者向けに「クリスタルカウンター工場見学会」を開いた。

バックコートの加工の有無による光の反射具合の違いを実演

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 クリスタルカウンターは、TOTO独自配合で改良したエポキシ樹脂を使用したシステムキッチン。すりガラスのような透明性と高い機能性に優れているのが特徴で、システムキッチン「THE CRASSO(ザ・クラッソ)」が主力商品。「レッドドット・デザイン賞2023」の最優秀賞「ベストオブザベスト」に選出された。8月には6柄を追加したという。

 見学会後半では、実際の部材を使って汚れの補修や光を取り込むための加工「バックコート」の特徴などをスタッフ自ら実演。工場内では、注型工程で気泡が入らないよう真空で部材を流し込む様子や、部材の凹凸をなくすための研磨工程などを間近で見学した。

 TOTO広報部の阿部園子さんは「今回は関係者を招いての工場見学会だったが、今後、一般の人にも工場内見学ができるようなイベントが開けたら」と話す。

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