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いすみで異文化交流イベント インドネシア人によるバリ島民族舞踊の披露も

いすみ市国際交流協会主催の日本語教室に通う生徒たち。当日は民族舞踊などを披露する

いすみ市国際交流協会主催の日本語教室に通う生徒たち。当日は民族舞踊などを披露する

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 いすみ市内でに暮らす外国人と音楽をテーマに交流する「異文化交流会」が2月9日、夷隅准看護師学校(いすみ市大原)で開催される。主催は、いすみ市国際交流協会。

インドネシア人によるケチャックダンス(写真提供=いすみ市国際交流協会)

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 同協会は1995(平成7)年、旧大原町で「大原町国際交流協会」として設立。2010(平成22)年に「いすみ市国際交流協会」と名称を変更し、現在に至る。異文化交流会は、当初「フードパーティー」として、市内在住の外国人と日本人の交流の場として始まったが、コロナ禍で3年ほど前から音楽による相互交流を目的として開いている。

 今年のコンセプトは「若い世代の参加」。プログラムには子どもたちによる祭りばやしの披露が新たに加わり、運営スタッフにも地域の若い世代が加わった。

 同協会の藍野彰一会長は「若者や女性に選ばれる地域づくりに国際交流イベントは重要。イベント当日のスタッフだけではなく日本語教室のボランティアスタッフも参加する。交流会をきっかけにさまざまな人と交流してもらえたら」と話す。
 当日は市内のピアノ教室講師とアメリカ人ALT教師(外国語指導助手)によるピアノとバイオリンの演奏やインドネシア人グループによるケチャック(バリ島の民族舞踊)、フィリピン人によるダンス、琴やウクレレなどの演奏・披露のほか、市内の茶道会によるお点前の披露も予定する。

 同市在住で漁業技能実習生のインドネシア人、イデワ・ グデハルタヨガさんは「多くの人がバリを訪れるとケチャックを見る。日本ではなかなか見ることができないので、見に来てもらえたら」と参加を呼びかける。

 開催時間は14時~16時。入場無料。

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