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御宿らしさを表す「色名」決定 「海女ブルー」「ミヤコタナゴ」など12色

ワークショップと投票を経て決定した御宿地域色12色(写真提供=地域色研究会)

ワークショップと投票を経て決定した御宿地域色12色(写真提供=地域色研究会)

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 御宿町のイメージに合った色に独自の名前を付けた「御宿地域色12色」が4月1日に決定した。

地域色研究会の高橋さん、平田さん、堀口さん

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 同取り組みは、帝京大学経済学部観光経営学科平田徳恵教授、ISUMIエコミュージアム推進部会堀口智子さん、2月末まで同町地域おこし協力隊員だった高梨美佳さんらが立ち上げた「地域色研究会」が企画。2023年5月、「色と地域のイメージを結びつけ、今後の観光資源に生かすことはできないか」と考え、取り組みを開始。地域住民やまちづくりに興味のある人たちと共にワークショップを2度開き、12色それぞれの色名候補を選出。最終決定をするための町民投票を昨年6月から行った。

 高梨さんは「投票に協力してもらおうと、地域の高齢者が集う体操教室へ御宿町保険福祉課の協力の下、おじゃました。それぞれ10~15の候補名の中から選んでもらったが『月の沙漠』『海女』『空』『自然』などなじみのある言葉が多かったため、地域の魅力や昔の思い出話などで盛り上がった。自分が暮らす街のことを思うきっかけにもなったのでは」と振り返る。投票は10月末まで行われ、合計4988票集まった。

 今回選ばれた名前は、紅緋(べにひ)=「伊勢えび」、樺(かば)色=「ペア駱駝(らくだ)」、だいだい色=「メキシコ太陽」、黄=「月の沙漠(さばく)」、白緑=「初夏グリーン」、常盤色=「サボテン」、空色=「網代湾の春霞」、青=「サーフィン」、露草色=「夏凪(なぎ)」、群青色=「海女ブルー」、胡粉(ごふん)色=「白沙漠」、生成色=「ミヤコタナゴ」。

 平田さんは「まちづくりの取り組みの中で色彩を用いるのは珍しい。分かりやすく、身近なものとして活用しやすいこともあり、ワークショップでは小学生も参加してくれた。世代問わずさまざまな人がポジティブに関われるテーマだったのでは。地域の特色に由来するオリジナル色名を付けるのは全国的にみても大変まれな取り組み。色名に『ミヤコタナゴ』が選ばれるのは、この地域ならでは」と話す。

 堀口さんは「今回の取り組みを通し、さまざまな人と地域資源について話すきっかけになった。色はとても身近にある素材。今回決定した12色と色名を広く地域の皆さんに知ってもらい、商品のパッケージやチラシ、ポスター、看板などに活用するなど、御宿らしさを表現する場面に活用してもらえたら」と期待を込める。

 決定した「御宿地域色12色」は同町産業観光課のホームページで公開し、誰でも自由に使うことができる。

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