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いすみで「セカンドライフキャリアセミナー」 フラダンス体験会も

会場近くの丹ヶ浦でフラダンスを体験する参加者

会場近くの丹ヶ浦でフラダンスを体験する参加者

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 介護人材不足の課題解決を目指した「キャリア応援セミナー」が9月28日、マハロハウス(いすみ市大原)で開催された。

セミナーでは、介護業界の仕事や資格取得について熱心に耳を傾ける様子が見られた

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 いすみ市の地域課題の解決を目的に設立された地域商社「SOTOBO ISUMI」と医療・介護・保育分野を中心とする人材サービスとデジタルソルーションの事業を提供するトライト(東京都品川)が共催する同セミナー。

 両社は9月、同市の介護人材不足の課題解決に向けて連携を開始。同セミナーは連携施策の第1弾として開催された。トライトは千葉県を含む全国28都道府県に営業拠点を展開しているが、介護分野の地域課題解決に向けて地元企業と連携するのは初めて。

 セミナーでは55歳以上を対象に新しいキャリアの提案として介護業界の仕事を紹介。資格取得に向けてのアドバイスをした後、地元フラダンス講師・高橋敬子さんによるフラダンス体験を行った。

 SOTOBO ISUMIの鈴木裕子さんは「話を聞くだけではなく、何か体を動かすきっかけができたらと考えた。高橋さんに相談したところ、快く引き受けてくれた」と振り返る。

 参加者は、初めての経験に戸惑いながらも音楽に合わせて体を動かした。高橋さんは「健康的に暮らしていくには、日頃から体を動かすことが大事」と話した。

 鈴木さんは「実際に体を動かすことで、健康的に働き続けることへの興味が向くきっかけになったのでは。セカンドキャリアの可能性を広げる場として、セミナーが小さなヒントになれば」と期待を込める。

 同社では今後もセミナーを予定する

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