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いすみ「家具の大丸」で「障害者アート展」 多彩で個性的な作品並ぶ

「家具の大丸」の大谷さんと「ピア宮敷」の内野さん

「家具の大丸」の大谷さんと「ピア宮敷」の内野さん

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 障害者福祉事業所の利用者が描いた作品を展示する「アーティストたちの作品展示会」が12月13日、「家具の大丸」(いすみ市岬町押日)で始まった。

会場には、クリスマスをテーマにした作品が並ぶ

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  同市内の障害者支援施設「ピア宮敷」が主催。地域支援担当の内野美佐さんは「当施設の利用者で木曜午後に自由な創作活動をするグループがあるが、その時間にさまざまな作品が生まれ、『木曜日のアーティストたち』として展示会に出展するようになった。コロナ禍でその機会が減っていた時に、『家具の大丸に新しくできたギャラリースペースで展示会を開かないか』と声をかけてもらった」と振り返る。

 家具の大丸を経営する「大丸NOiZ.(ノイツ)」の大谷展弘社長は「もともと絵画が好きで、ゴッホの絵が見たいと海外まで見にいったほど。展示作品のアーティストたちは、自分の思いのまま描いている。その無垢(むく)さ、飾られていない表現が素晴らしい。毎年、展示会を楽しみにしている」と話す。同展示会は2021年に初めて開き、現在は6月と12月に開いている。

 今回は「いすみ学園」「夷隅郡市福祉作業所」「みらい工房パレット」など、近郊の障害者福祉施設も参加。作品は非売品だが、展示作品が描かれたポストカードやポチ袋のほか、季節のジャムや焼き菓子、ごま油などの各事業所の加工品を販売する。

 内野さんは「今回はクリスマスをテーマにした作品が並ぶ。回を重ねるごとに一緒に取り組む事業者も増え、展示作品数も増えている。作品は本当に多彩。今後も、さまざまな人と一緒に開催を続けていけたら」と意気込む

 開催時間は9時~17時。入場無料。水曜定休。今月26日まで。

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