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いすみ・大原漁港で地域名産品プロデュース実践講座 「マダコ」をテーマに

講師を務める夷隅東部漁業協同組合の荘司義弘専務理事(写真提供=ORINUS)

講師を務める夷隅東部漁業協同組合の荘司義弘専務理事(写真提供=ORINUS)

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 いすみ市大原漁港の特産品「マダコ」をテーマに魅力の伝え方・空間づくり・収益化の工夫を実践的に体験する「地域名産品プロデュース実践プログラム」が2月、大原漁港で開催される。

漁で使うタコつぼ。一度入ると出られない「ネズミ捕り型」。1隻あたり約2000個を用意する(写真提供=近藤ゆき)

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 主催は千葉県建築士部会夷隅支部。同支部の荘司和樹さんは「漁業協同組合で海産物の販売や情報を発信する準備を進めている話を専務理事の荘司義弘さんから聞き、漁港として漁だけではなく海という資源を生かした商品開発や販売方法、ブランディングなどを地域内外の若者を巻き込み取り組めないかと考え企画した」と話す。

 講師は、荘司義弘さん。地元・大原出身で、代々漁師の家に生まれるが小学生の時に「船酔いに耐えられない」と船を継ぐことを断念。公務員として42年勤務後、現在は特産品のブランド化、観光・教育連携など地域水産の活性化に取り組む。「タコ漁は江戸期から約250年続いている。漁は12月1日の解禁後、3月末まで続く。昨年は50トンだったが良い年で約200トンの水揚げがある。県内で大規模許可を持つのは大原漁港のみで全国でも上位水準の水揚げ年もある」と話す。

 「マダコは全て天然。漁師は自宅にタコ洗い用の洗濯機を常設し、ぬめりを取るために活用している。塩加減、ゆで方など家庭ごとに流儀があり味が大きく違う。量が限られるからこそ量に見合った販売戦略ができないか。船名を全面に出し個別ブランド化もできるのでは」とも。

 体験では2月1日、「港の朝市」開催に合わせてマダコの試食会を実施。朝市を見学しながら来場者の様子を観察し、出店のしつらえなどを学ぶ。マーケティング分析、空間デザインの検討を行い、2月28日、同組合主催「土曜マーケット」での実践販売を目指す。

 荘司和樹さんは「現地を訪れ、漁師の話を聞き、実際にマダコを味わうことでリアリティーを感じることができる。これからの時代を担う若者が参加しやすいよう、学生には交通費を支給する。マダコをきっかけに地域のことを知り、その魅力を価値に変えるヒントを見つけてもらえたら」と参加を呼びかける。

 開催時間は8時30分~16時。テスト開催のため参加無料。事前予約制。 

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