いすみ市内で撮影された映画「Spirit World(スピリットワールド)」(エリック・クー監督)が3月28日、岬ふれあい会館(いすみ市岬町東中滝、TEL0470-87-8785)で上映される。
フランス、シンガポール、日本が国際共同製作した同作品。主演はカトリーヌ・ドヌーヴさんで、共演は、竹野内豊さん、堺正章さん、風吹ジュンさんら。2024年、釜山国際映画祭でクロージング作品に選出、東京国際映画祭ではガラ・セレクション部門作品として上映された。
作中でサーフィンを取り巻く文化が重要なテーマとなっており、同市のサーフィンの歴史に目を付けた製作陣がロケハンに訪れたことをきっかけに撮影が決定。ドラマや映画など数多くの撮影支援を行う「いすみロケーションサポート」が協力し、2024年1月、市内の海岸沿いなどで撮影が行われた。市内事業者らも協力し撮影をサポート。大原高校の生徒は教育活動の一環として撮影支援のボランティアに参加した。
同館では「映画館のない町で映画を楽しんでもらえたら」との思いから、昨年3月、「岬ふれあいシネマ」を開始。千葉市の映画館「京成ローザ」協力の下、定期的に上映会を開いている。同館職員の奥住和正さんは「今まで10回開催したが、リピーターも増えてきた。一宮や御宿からの来館場もいる。作品によって来館場数に差はあるが、定着しつつあるのでは」と話す。
奥住さんは「上映会を始めてからちょうど1年。1周年記念として、いすみ市に縁のある映画の上映を企画した。この作品がいすみ市で上映されるのは初めて。撮影に協力した人も、そうでない人も、身近な風景を映画の中で楽しんでもらえたら」と鑑賞を呼びかける。
上映開始は10時、14時。各回上映開始の20分~30分前に開場。料金は、一般、大学生・専門学校生=1,100円、60歳以上=1,000円、高校生以下=800円。チケットは当日9時から販売する。