長生郡一宮町から山武郡九十九里町を結ぶ「九十九里有料道路」が7月28日、部分供用を開始する。
千葉県による海岸津波対策工事に伴い2016年4月から工事が進められてきた同道路。供用部分は、九十九里有料道路全長17.2キロのうち、山武郡九十九里町真亀地先~同片貝地先までの3.7キロ。
県の海岸津波対策事業は、九十九里有料道路と海岸堤防、保安林の砂丘のかさ上げを全長41キロにわたり行うもので、今回の供用部分は東京湾平均海面から6メートルかさ上げされた。
県土整備部道路計画課副課長の田中賢一さんは「走行性が改善されているので、ぜひ利用していただければ」と話す。
全線開通までの期間は全車種の通行を終日無料にする。残る真亀JCTから南の13.5キロ区間については今年12月末に工事を完了する予定という。