建築用コンテナモジュールのトップメーカー「デベロップ」が8月3日、一宮に国内初のコンテナ型モジュール建築による宿泊施設「Casual Resort COFF Ichinomiya (カジュアルリゾート コフ イチノミヤ)」をオープンした。
全コテージ棟のベランダに設置されているプライベートジャグジー
同社はこれまでさまざまな不動産開発や「ストレージ王」ブランドのトランクルームなどの投資物件の開発を数多く手掛けてきた。今回、これまでの開発・運営ノウハウを生かした投資物件の開発を目的に、建築用コンテナモジュールによるホテル事業開発1号店として同施設をオープン。現在2号店の開発にも着手しているという。
長年企業の保養所として利用されてきた築30年の木造家屋をリノベーションした母屋の隣に、40フィートタイプのコンテナモジュールを2段に積み上げた11棟のコテージを配す。プライベート性と宿泊客相互の交流をともに楽しめる造りになっている。母屋は団体利用も可能なダイニングスペースで、前にはバーベキュースペースを設けている。現在、夕食はバーベキュープランのみとなっている。
コテージの1階の部屋は和室と、ペットと宿泊可能な洋室があり、洋室には小型犬用のゲージも用意している。2階のベランダにはプライベートジャグジーを設置。
宿泊料金は、母屋は1室=12,000円~、コテージは1室=18,400円~。
同社経営企画課のスタッフは「オープン当初から注目していただき、すでに多くの予約をいただいている。ペットと一緒に利用したいという問い合せも多い」と話す。「一宮はサーフィンのオリンピック会場になっているので、質の高い宿泊施設を目指したい。お客さまの要望を聞きながら改良を重ねていきたい」と意気込む。