
「大多喜マチルシェ」が7月20日、千葉県大多喜県民の森(大多喜町大多喜)で開催される。
竹灯籠をデコレーションし会場を演出(写真提供=大多喜マチルシェ実行委員会)
2022年に初めて開催し、夏の恒例行事になりつつある同イベント。昨年から会場を「大多喜県民の森」へ移したことで会場が広くなり、駐車場も増えたことから、町内外問わず多くの人が来場するようになった。
実行委員会代表の吉野絢香さんは「今年のテーマは『女性が輝く夏祭り』。ダンスや盆踊りなど櫓(やぐら)の上で多くの女性が踊りを披露する。夏祭りを通して輝くきっかけにつながれば」と話す。
当日は、地元和太鼓チーム「陣」、ダンスチーム「ファンデーション大多喜」、フラダンス「ホ・アロハ」が演奏やダンスを披露。盆踊りでは「大多喜の踊りを踊る会」が会場を盛り上げる。同イベントから生まれた「マチルシェ音頭」も右藤綾子さんが歌い、披露する。
会場には、同町在住の竹灯籠職人末吉正樹さんによる「竹明かり」で演出するほか、ちょうちんや色とりどりのカラーランタンも飾る。リンゴ飴(あめ)、ふわふわかき氷、ケバブ、クラフトビールなどの販売も予定。体験ブースでは浴衣の着付けやネイルなどができる。子ども向けのくじ引きなども用意し、子どもたちが楽しめる工夫も施す。
吉野さんは「マチルシェの開催に合わせて帰省する人もいる。このイベントが大多喜町に戻ってくるきっかけになれば」と意気込む。
開催時間は16時~19時30分。入場無料。雨天中止。