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一宮海岸に「マリンステーション」設置へ 気軽に利用できる海の拠点

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 一宮海岸(一宮町一宮)に7月16日、「いちのみやマリンステーション」がオープンする。

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 2020年東京オリンピックのサーフィン競技会場に決定している同町。「いちのみやマリンステーション」は、今以上に海で活動する人々や海の利用者、さらに地元の人々などが気軽に利用できる海の拠点を設け、海離れが進んでいる子どもたちに、もっと海の魅力を知ってもらおうと同海岸に設置することになった。

 清掃活動や水質調査、ウミガメ保護、地曳網(じびきあみ)保存会など海で活動する人々の連携強化の場、海を利用する人々がつながる場所としての活用も図る。

 同町では、JR上総一ノ宮駅から一宮海岸へレンタサイクルで移動する観光客の増加が予想されているため、海での自転車の置き場所と海での観光案内を行う場所が必要であり、マリンステーションでもその役割を担う。情報発信拠点としての機能と、海での観光案内所としても活用する。

 マリンステーションの広さは10坪ほど。環境に配慮し、リサイクル材など使用した施工となっている。

 設置期間中は土曜・日曜を中心に、子ども向けの教室として、サーフィン教室、海と「ゆるキャラ」を被写体にした写真撮影会、学生と子どもたちによる砂の彫刻制作体験、地曳網体験、海の多様性、海洋生物の観察会、海の水質調査体験、障がい者の砂浜車いす体験などを行う予定。

 いちのみやマリンステーション実行委員会メンバーは「まず海に来て楽しんでもらいたい。毎週末イベントを開催する予定なので、オリンピックの新競技であるサーフィンに触れてもらったり、高校生たちと砂山を作って遊んだりして『海って楽しいな』と思っていただき、海を好きになってもらいたい」と話す。

 9月2日まで。

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