御宿の中央海水浴場(御宿町須賀)、浜海水浴場(浜)、岩和田海水浴場(岩和田)で7月14日、海開きの式典が開かれ、安全祈願が執り行われた。
全長約2キロにわたって真っ白な砂浜が広がる同海岸は童謡「月の沙漠(さばく)」発祥の地としても知られている。
当日はドローンを使った水難救助デモンストレーションやVR体験も行われたほか、ビーチサッカー大会も開催され、中央海水浴場を中心に多くの人でにぎわった。併せて、今年初の試みとなる「ONJUKU モニュメント」設置の除幕式も行われた。式典には石田義廣町長、町議会議員、観光協会長などが参加した。
このモニュメントは同町観光協会の若手経営者たちが企画・製作したもので、御宿と深い交流があるメキシコのカンクンのビーチにあるモニュメントをモチーフに、カラフルな色で仕上げている。早速、海水浴客らが写真を撮り、SNSに載せている。
発案した大野吉弘さんは「いい形でこのモニュメントを使いこなして口コミで広げてもらえたら。この夏の期間中に一人でも多くの人に来ていただきたい。今夏に間に合わなければ、9月・10月には伊勢えび祭りもあるので、イセエビを食べながら楽しんでいただければ」と話す。
遊泳時間は8時30分~17時。同町観光協会はモニュメントの上に乗り上がることを禁止している。