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御宿の農家レストランで落語会「怖くて楽しい落語の夕べ」

「愚為庵(ぐいあん)」外観

「愚為庵(ぐいあん)」外観

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 落語会「メキシコの死者の日の祭り 怖くて楽しい落語の夕べ」が11月3日、御宿の農家レストラン「愚為庵(ぐいあん)」(御宿町上布施)で開催される。

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 主催は、大地(おおち)雅子さん、三成桂さん、北村みほさん、下村美ゆきさんの4人で立ち上げた会「33’s(みみず)」。

 9月に大地さんが営む大地農園でイチゴの定植を手伝ってくれる人を集めたいと大地さんが三成さんに相談したところ、三成さんの友人である北村さんと下村さんが手を挙げたという。

 大地さんは「4人で作業をしながら『あんなこと楽しいよね、こんなこと楽しいよね』と妄想トークをしているうちに、何かしら実現させたいという話になった。それから33’sを立ち上げて、いろいろなイベントをやっていこうとなった。桂さんの娘さんが落語になじみがあり、愚為庵で落語をやったら面白そうとの提案から第1回イベントを落語にした」と話す。「御宿町はメキシコと姉妹都市を結んでいるのにメキシコに関係するイベントがあまりない。11月1日・2日はメキシコの死者の日なので、それに絡めて、落語を通じてみんなで楽しめたら」とも。

 御宿町は、1609年9月に御宿沖で起きた海難事故で、メキシコに向け航海中だったスペインのガレオン船「サン・フランシスコ号」が座礁した際、乗組員317人を地元漁民が救助した史実にちなんで、1978(昭和53)年にメキシコのアカプルコ市と姉妹都市協定を結んでいる。2013年にはメキシコ中部のテカマチャルコ市とも姉妹都市協定を締結した。

 当日は落語家の入船亭扇海さんと三遊亭歌橘さんが出演する。「怖い噺」や「おばけのおもしろおかしい噺」などをテーマに落語を披露する。併せて、愚為庵特製の軽食も用意する。

 大地さんは「企画から1カ月足らずの短い時間の中で準備してきた。純粋に落語を滞りなく楽しんでほしい」と話す。「今後も4人が『楽しい!』と思えることのおすそ分けをみんなにできたら」とほほ笑む。

 16時開場、17時開演。入場料は、大人(高校生以上)=2,000円、小・中学生=500円。未就学児参加不可、小学生は保護者同伴。定員は40人。問い合わせは大地さん(TEL 070-4170-9424)まで。

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