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勝浦中央海岸で一年の無病息災祈る「どんど焼き」

人が入れるほどの大きな穴を堀りおたき上げを行った。海岸でも風を防ぎ、火を絶やさない昔ながらの知恵

人が入れるほどの大きな穴を堀りおたき上げを行った。海岸でも風を防ぎ、火を絶やさない昔ながらの知恵

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 各家庭から正月のお飾りを持ち寄りおたき上げし、今年一年の無病息災を祈る行事「どんど焼き」が1月15日、勝浦中央海岸で行われた。

住民から預かったお飾りを解体し投げ入れる様子

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 墨名地区にある熊野、貴船神社の氏子総代、世話人たちが運営する同行事。当日強風にもかかわらず多くの住民が正月のお飾りを持って中央海岸に次々と訪れた。

 砂浜に掘られた大きな穴の中に火をたき、係の者が住民から預かったお飾りをその中に入れておたき上げしていく。
 住民の中にはおたき上げでできた炭を持ち帰り、自宅の周りにまき、家内安全を祈るという人も居た。

 どんど焼きについて、水野勉副区長は「墨名では毎年1月15日に雨でも雪でも必ず行う、古くから続いている風習」と紹介。土馬芳郎区長は「昔は門松もおたき上げしたが、飾る家が減った。伝統を守り続けるのは難しいが先人の思いを受け継ぎ、これからも続けていきたい」と話す。

 当日は、訪れた住民たちに焼き餅やミカンも振る舞われた。

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