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勝浦の海を望む妙海寺で「水行」年越し 除夜の鐘つきも

住職の佐々木さんが毎年、水行により身を清め新年の祈願をする(写真提供=妙海寺)

住職の佐々木さんが毎年、水行により身を清め新年の祈願をする(写真提供=妙海寺)

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 勝浦の正栄山妙海寺(勝浦市新官)で12月31日、大みそかの「除夜の鐘つき」と「水行祈願会」が行われる。

多くの人が「除夜の鐘」をつきに訪れる(写真提供=妙海寺)

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 勝浦駅から車で7分、太平洋を望む高台にある同寺。「地域の身近な寺」として「ランチ会」「認知症カフェ」の開催、高齢者見守りサービスの提供など、さまざまな取り組みを積極的に行っている。

 毎年、大みそかには多くの人が訪れ年越しを過ごす。住職の佐々木教道さんは「市内の人がほとんどだが、遠方から訪れる人もいる。観光も兼ねて年末年始を同市内でゆっくりと過ごす人もいるのでは」と話す。

 大みそかは23時より「除夜の鐘つき」を開始。誰でも鐘をつくことができる。元日の0時より、佐々木さんがお経を唱えながら水行により身を清め、祈願会を行う。祈願会の参拝客には「身代わり守り」を一人一体進呈する。お守りや破魔矢の授与も行う。

 「当日は除夜の鐘つき開始後、参拝客に豚汁を振る舞う。温まりながら新しい年を迎えてもらえれば。海の目の前の高台にあるため、初日の出の参拝にも訪れてもらえたら」とも。

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