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勝浦・遠見岬神社で宮司と巡るトワイライトツアー 境内のライトアップも

遠見岬神社のライトアップの様子。ライトアップした境内は誰でも参拝できる(画像提供=一般社団法人勝浦市観光協会)

遠見岬神社のライトアップの様子。ライトアップした境内は誰でも参拝できる(画像提供=一般社団法人勝浦市観光協会)

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 宮司の話を聞きながら夕暮れの境内を歩いて巡る「開運トワイライトツアー」が4月27日、遠見岬神社(勝浦市浜勝浦)で開催される。

宮司の話を熱心に聞く参加者。遠方からの参加者もいる(画像提供=一般社団法人勝浦市観光協会)

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 主催は勝浦市観光協会。今年2月に初開催し好評だったため、現在定期的に開いている。今月は13日にも開催した。

 同神社は、勝浦中央商店街や「勝浦朝市」会場のそばにある。毎年2~3月に開催される「かつうらビッグひな祭り」では、60段の石段に1800体のひな人形が飾られる観光スポット。富と勝運のご利益があるといわれている。

 同ツアーでは、房総開拓のご祭神「天富命」や忌部氏にまつわる話を宮司から聞くことができる。社殿内や展望広場の特別案内などもある。

 勝浦市観光協会の吉野孝士さんは「参加者は神社が好きな人が多く、宮司から神社の由緒や歴史に関する話をゆっくり聞くことができると好評。わざわざ遠方から参加する人もいる」と話す。

 「宿にチェックインをして、夕食までの時間に楽しめる。勝浦と言えば『勝浦朝市』や海など、朝から日中にかけて楽しめるものが多いが、夕方から夜に楽しめるコンテンツとして今後広まれば」とも。

 社殿での参拝後には20歳以上限定でお神酒も授与される。同市鵜原で、新月と満月の満潮時の海水から作られた貴重な勝浦塩を使ったお守りも授与する。

 吉野さんは「前回は新月の塩を使った『新月塩守』だったが、27日は満月の塩を使った『満月塩守』が神社から頂ける。ここでしか手に入らないお守りなので、とても貴重。両方に参加する人もいるほど。地元の人の参加もあり、改めて自分の街や歴史を知るきっかけになっているという声も聞く」と、参加を呼びかける。

 開催時間は16時~18時30分。参加費は小学生以上1,700円。要事前申し込み。
荒天中止。最少催行人数(2人)に達しない場合も中止。 5月18日・26日の開催も予定している。

 境内のライトアップは、日没~20時。

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