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一宮海岸の器専門店「艶ふ」が春の器を特集 営業は新月から満月まで

3月の営業に向け、テーマに合わせた器をセレクトし空間づくりをする山添さん

3月の営業に向け、テーマに合わせた器をセレクトし空間づくりをする山添さん

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 一宮海岸近くにある器専門店屋「艶(いろ)ふgallery & store」(一宮町一宮)が3月9日から、「春燃ゆ 花萌え」をテーマに営業を行う。

毎月、山添さんお薦めの作家の作品を中心に器を並べる

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 2021年10月にオープンした同店。新月から満月までのおおよそ15日間を営業日とし、毎回季節に合わせてテーマを変え、店主の山添のり子さんがセレクトした器を並べる。

 山添さんは、2009年に家族と共に同町に移住した。長年、器や食空間に関わる仕事をしてきたことから、翌年、自宅の一部を開放し器を扱うギャラリーを始めたが、子育てに専念するため約4年半で休業。

 コロナ禍を経て、改めて自分のやりたいことを考えた時に、「再び器を扱う店をやりたい」と思い再開を決意した。物件を探したが思い通りの場所が見つからず、最終的に自宅敷地内に5.5坪の小屋を建てた。

 「器の店は、自分がずっとやりたかったこと。ここを長く続けていくために、どのようなスタイルだったら続けていけるのかを考えた結果、営業日は月の半分ぐらいがいいのではと考えた」と山添さんは振り返る。

 今までのキャリアから器や食空間のプロデュース、撮影やPRの仕事なども受けていたため、まとまった時間が必要になることも多かった。店とそれらの仕事、子育てのバランスを考え、自分にとって無理のないスタイルを選んだという。

 「日付を決めても良かったよかったが、日本の四季折々の行事を伝えていくためには日付固定では難しいことも多い。ほどよく時期がずれつつも月の半分程度営業できる期間を考えた時に、月のリズムはちょうど良かった」と、山添さんは話す。同店をオープンする際に決めた営業スタイルは今も変わっていない。 

 毎月、新月から始まる営業日には、器を楽しみに訪れる人のほか、自宅でギャラリーを開催していた時に訪れていた人や近所の人も立ち寄る。「店ができたことで多くの人との出会いが広がった。中には8年半ぶりに再会した人もいてうれしかった」という。

 3月は、春を感じる色鮮やかな器を中心に、山添さんが薦める作家の作品を並べる。

 山添さんは「器を楽しむことは食事を楽しむことにつながり、食卓への意識につながる。それは誰かの大切な食卓の記憶にもなる。一つ一つの作品は触った質感も違うので、ぜひ手に取って感じてほしい。空間も楽しみつつ、気軽に見て触って、気に入ったものがあれば自分のお気に入りの仲間に入れてほしい」と話す。

営業時間は13時~17時(土曜・日曜・祝日は10時~)。今月23日は休み。3月の営業は25日まで。

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