一日限定のグルメ旅イベント「第4回ONSENガストロノミーウオーキングin 美食の街いすみ」が3月24日、開催される。
スタート地点のいすみ鉄道国吉駅に集まる参加者。全長全長10.4キロのコースを歩いて巡る (写真提供=いすみ市水産商工観光課)
いすみの食、文化歴史、豊かな自然環境、のどかな景観をグルメウオーキングを通して楽しむ同イベント。同市は、太平洋に面し豊かな自然と温暖な気候によって、伊勢エビ、マダコなどの海の幸、いすみ米などの里の幸のほか、チーズや日本酒など加工品の製造も盛ん。多彩な「食」の生産地であることから、これらを観光資源として生かせないかと2018(平成30)年に第1回を開催し、今回で4回目となる。
今回のコースは、いすみ鉄道国吉駅を出発し、国吉神社・出雲大社上総協会に向かう全長10.4キロのコース。食事時間を含め約3時間15分かけて徒歩で移動する。
コース内に設けられた4つのチェックポイントでは、地域ならではの「食」が味わえるようにする。
旬のタコを使ったおにぎり、最近水揚げ量が増え新たなブランドとして取り組んでいるフグ料理のほか、野菜や米など地元の旬の食材を、いすみ大使で、都内有名店で腕を振る杉本敬三シェフ、木村藍シェフが一日限りの「特別な一皿」として用意する。
いすみ市水産商工課の荘司義弘課長は「地元の多彩な食材を味わえると、毎回定員いっぱいの人が参加している。リピーターも多く今回も好評だったため、3月6日に追加募集を始めた」と話す。
「今回のコースには、見頃を迎える札森エリアの桜並木もある。菜の花や田園風景が広がるエリアをゆっくり歩きながら、おいしいものを食べ、いすみの春を感じてもらえたら」と、参加を呼びかける。
参加は事前申込制。参加費は、大人(飲酒あり)=5,500円、大人( 飲酒なし)と子ども=は4,500円。
締め切りは3月15日。定員数になり次第、受付終了。