香港発祥のスイーツ「バブルワッフル」を提供する「Rope Island Cafe(ロープアイランドカフェ)」(いすみ市岬町中原)が実店舗での営業を始めて、3月4日で1カ月がたった。
青と白を基調とした店舗外観 。テイクアウト用の受け付け窓口もある (写真提供=Rope Island Cafe)
店主の雨宮弘幸さんは、東京でバーを営んでいた際に同市出身の友人との会話の中で外房の話題が度々出るうちに「心が外房に向かった」という。これまでの飲食業での経験から、「新しい土地では移動販売のキッチンカーでスイーツを出したい」と思い同市に移住。2023年3月、キッチンカーで移動販売を始めた。
キッチンカーでは、香港発祥のスイーツ「バブルワッフル」を販売。バブルワッフルはタピオカ粉を使ったもちもち食感の生地で、果物やホイップクリームなどをクレープのように包んでいる。
移動販売を約1年間続ける中で、実店舗を持ちたいと思うようになり、今年2月、カフェをオープンした。
雨宮さんは「移住して間もない自分たちに、とても親身に接していただいた人の紹介を受け、奇跡的なタイミングで店舗を借りることができた」と話す。
入り口の青い扉を開けると、店内は白を基調とした明るい空間が広がる。「席数は多くないが、イートインスペースもある」と雨宮さん。
カフェではバブルワッフルのほか、各種ドリンクなどのカフェメニューも提供する。
メニューは、バブルワッフル(500円~)、ミートボールサンドイッチサンドウィッチ(800円)、スペシャルティコーヒー(500円)、ドリンク各種(400円~)など。
雨宮さんは「子ども連れの人も、ペットと一緒の人もぜひ気軽に来店してほしい」と呼びかける。
営業時間は11時~18時。 水曜・第2火曜定休。