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冬の勝浦で移住体験ツアー シェアハウスとタッグを組み初開催

リヤカー屋台のスパイスコーヒーで休憩

リヤカー屋台のスパイスコーヒーで休憩

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冬の勝浦暮らしをテーマにしたイベント「かつうら移住体験ツアー2023」が12月9日・10日の2日間、で開催された。

肌寒い冬の朝市では興津のゆうちゃんのおでんに行列ができる

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 勝浦市街地にあるシェアハウス猫日和(勝浦市出水)と勝浦市定住促進協議会の共同による移住体験イベントは今回が初めて。当日は、首都圏から8組10人が参加した。

 1日目は、カフェ&キャンプ施設「BLACKRAMS(ブラックラムズ)」(貝掛)を訪れ、移住者との交流会を行った後、市内のスーパーマーケットやドラッグストア、医療施設を巡った。

 品川区から参加した50代男性は「勝浦市は夏は涼しく、冬は暖かいと知り、興味を持っていた。東京からのアクセスも便利で、移住したらどんな暮らしができるか、良い住まいは見つかるか、なじめるかどうかなどを、体感するために今ツアーに参加した」と話す。

 2日目は、日本三大朝市の一つである「勝浦朝市」を散策。勝浦産かつお節で作っただしのおでんや、ハンドドリップのコーヒーを味わいながら、周囲の出店者と会話を交わし、生活環境についての質問や情報交換をしている様子が見られた。ツアーの最後は参加者全員で「遠見岬(とみさき)神社」の参道を登り登り、勝浦漁港が一望できる景観を堪能した。

 足立区から夫婦で参加した40代女性は「朝市で働いてる人たちの生き生きとした表情が印象に残った。地元スーパーマーケットには、漁港ならではの食材が並び、都市部との違いを感じてワクワクした」とほほ笑む。

 「シェアハウス猫日和」オーナーの江渡明子さんは「参加者同士もコミュニケーションを取り合い、和気あいあいと良い雰囲気だった。『朝市散策が楽しく、充実した』という声が聞けて安心した。ここで築いた輪をつないでいけたら」と意気込む。

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