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いすみ・清水寺が「ピンバッジお守り」 地域の魅力伝え、新たな土産に

音羽山清水寺の井上周海住職と恵津子さん。今年は12年に1度の「午歳特別結縁巡礼」に当たる

音羽山清水寺の井上周海住職と恵津子さん。今年は12年に1度の「午歳特別結縁巡礼」に当たる

 坂東三十二番札所である清水寺(いすみ市岬町鴨根)が6月11日、オリジナルデザインの「ピンバッジお守り」の授与を始めた。

ピンバッジのデザインは天台宗の宗紋である「三諦星(さんたいせい)」がモチーフ

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 同お守りは、千年続いてきた清水寺を次の千年につなげていく「未来につなぐ千年プロジェクト」の一環で製作。 きっかけは井上周海住職の妻で同寺敷地内で「寺カフェ千尋亭」を運営する井上恵津子さんが昨年9月、いすみ市地域おこし協力隊員の中村公彦さんと出会ったことだった。中村さんは、任意団体「いすみ観光物産企画」でオリジナルのピンバッジやエコバッグなどのデザイン制作に携わっている。いすみ市の事業者と一緒に、それぞれの特性を生かし、特産品や地域の魅力を取り入れたデザインのピンバッジ製作にも取り組む。現在までに8種類を製作している。

 中村さんとの会話の中で、ピンバッジ製作の提案を受けた恵津子さんは「最初は、ピンバッジを作って、どうすれば良いのだろうと思ったが、話を聞いているうちに普段から身に付けられるピンバッジなら世代を問わず手に取ってもらいやすいと思い、興味が湧き、最終的に製作を決めた」と話す。当初は、同寺境内で暮らす愛猫をモチーフに考えていたが、打ち合わせを重ねていくうちに「清水寺らしさ」から、天台宗の教えを象徴する三諦星(さんたいせい)をモチーフにしたデザインになった。

 ピンバッジには三諦星と坂東三十二番札所を意味する「The32nd」の文字をあしらい、説明の台紙も添付した。全て同寺で開眼の法要を行い、お守りとして授与する。「単なる記念品ではなく、お守りとして身につけてもらえたら」と恵津子さん。

 授与した参拝者には祈とう用紙を配布。願い事を書き提出すると観音様へ届けるという。恵津子さんは「このピンバッジで観音様とご縁を結んでいただき、清水寺を次の千年に続ける仲間になって一緒に清水寺を守ってもらえたら」と呼びかける。

 ピンバッジの授与料は1,200円。境内の御朱印所と千尋亭で取り扱う。千尋亭の営業時間は水曜~日曜・祝日の10時~17時。祝日の翌平日は休み。

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