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いすみ鉄道で「ぞうれっしゃ合唱団」上演 運休中の車両活用、広がる

今回のイベントに合わせたヘッドマークを掲出したいすみ鉄道と(写真提供=ミュージックキャンパスちば)

今回のイベントに合わせたヘッドマークを掲出したいすみ鉄道と(写真提供=ミュージックキャンパスちば)

 「いすみ鉄道応援企画・市原ぞうれっしゃ合唱団ミニコンサート」が6月28日、いすみ鉄道大多喜駅で開催された。

ギターとフルートの演奏に合わせた合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」

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 音楽を楽しむ・つなぐ・育てるをテーマに活動を行う任意団体「ミュージックキャンパスちば」と、いすみ鉄道との合同企画。開催のきっかけは、いすみ鉄道の車両を活用し展示会を開いた際、同団体代表の竹本光宏さんが訪れたこと。竹本さんは「さまざまな会場でコンサートを企画しているが、車両内でコンサートができたら面白いのではと思い提案した」と話す。いすみ鉄道の吉田貴文さんは「運休が続いているが、できることで地域連携を積極的に進めている。提案を頂き、ぜひ実現したいと思った」と振り返る。

 今回は「市原ぞうれっしゃ合唱団」の上演を企画。同合唱団は、絵本「ぞうれっしゃがやってきた」を原作とした合唱構成に取り組む団体。活動団体は各地に広がるが、同合唱団は2024年4月に結成され、現在、小学1年生~80代までの26人が在籍する。

 当日は、大多喜駅のホームに停車した車両を会場として使用。台湾集集線との姉妹提携で生まれた「台湾ランタン列車」で、ランタンの装飾を施す。

 オープニング曲として「線路は続くよどこまでも」の合唱を披露。フルートとギターの音色に合わせ、14人が合唱した。合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」は、合唱のほか、朗読やせりふなどを組み込み劇のように展開。終演後、大きな拍手が沸き起こり、来場者からは、「感激した」「すてきだった」などの声が聞かれた。

 市原ぞうれっしゃ合唱団の西村いづみさんは「ぞうれっしゃ合唱団は、全国さまざまな地域で広がっているが、車両内で上演会を開くのは大変珍しく、うらやましいと言われた。参加した子どもたちにとっても貴重な経験になったのでは」と振り返る。

 吉田さんは「車両内に歌声が響く、とてもいい時間だった。停車中の車両を活用し子ども食堂や地域の交流会などさまざまなイベントを開いているが、今後も広げていけたら」と期待を込める。

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