藍染めをテーマにした作品を展示する「NORABI藍染の世界展」が現在、大谷家具ギャラリー工芸館(長南町長南)で開催されている。
正藍染め・本藍染めの違いがわかる展示。本藍は回数で濃くなり、正藍は発酵状態により濃淡を表現
NORABIは、元プロサッカー選手で大網白里市在住の品田彩来さんによる藍染めプロジェクト。室町時代以前より受け継がれている「本建て正藍染め」と、江戸時代より伝わる「天然灰汁(あく)発酵建て本藍染」の2つの発酵技法を使い分け、作品を制作している。展示会では、手ぬぐいやTシャツ、和紙の招き猫や布雑貨などの一点物を展示販売する。
品田さんは「元々サッカー選手だったが、循環型のものづくりをやりたいと思い始めた。学生時代はグラフィックアートを専攻し、アートにも興味があった。藍の持つ自然な色は誰でも持つことができ、サステナブルを強く意識しなくても、人を選ばず持つことができることが魅力」と話す。
主催した大谷家具製作所の大谷悦子さんは「作家のファンも多く、以前の展示会にも来場したリピーターが多い。品田さんが本当にいいものを作っているので、また欲しいと思ってくれる人がやって来る。正藍染め、本藍染の違いが分かるよう展示を工夫し、昔の技法を使った作品作りも魅力なのでは」と話す。「ギャラリー空間を使い、作家自身が建物内全体の空間をデザインし展示をし、生かしてくれたことがうれしい」とも。
開館時間は11時~17時。月曜・火曜休館。7月19日まで。