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御宿新聞販売店が、高齢者向け「お悩み相談会」 地域や世代を超えて交流

参加した高齢者の困り事に熱心に答える若者

参加した高齢者の困り事に熱心に答える若者

 高齢者の困り事を一緒に解決する「スマホ悩み相談会」が5月26日、御宿駅前レンタルスペース(御宿町浜)で開催された。

講師として参加した人は都内から来訪。世代や地域を超えた交流の場に

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 主催は御宿新聞販売店。同店は、100年以上にわたり地域の新聞販売を担ってきた老舗を2023年、所長の味村剛さんが引き継ぎ開業。現在約1000戸の新聞配達を担う。

 「新聞を定期購読している人は高齢者が多いため、何か地域の人の役に立てることができたら」と思いから、毎回同じルートを同じ時間に回る新聞配達の特性を生かし地域の見守りを行ったり、折り込みチラシを活用し参加を呼びかけ、交流会などのイベントを開いたりしている。

 同相談会は、豊島区や世田谷区で高齢者の困り事を一緒に解決する「高齢者向けおせっかいプロジェクト」と一緒に、3月に初開催。今回で3回目。同プロジェクト代表の矢野智与さんは「味村さんとの出会いがきっかけで、講師として仲間に声をかけ企画している。講師といっても教えている内容は、普段自分たちが日常的にスマートフォンを操作している中で解決できることなので特別な知識はいらない。私たちにとっては小さなことでも高齢者にとっては大きな悩み。解決できると喜んでくれることがうれしい」と話す。

 当日は15人ほどの高齢者が参加。2~3人ずつのグループに分かれ、それぞれ講師を囲み、悩み事を相談した。メッセージアプリやSNSなどの操作方法について積極的に質問し、熱心にメモを取る姿も見られた。

 「都内の高齢者たちとはまた違った出会いがあり面白い。世代の違う人と話をすることで、私たちにも大きな気付きがある」と矢野さん。

 味村さんは「御宿町には携帯電話の販売店などがなく、操作に困った時に誰にも聞けず困っている人も多い。わざわざ東京から御宿に来てくれた講師の皆さんは、若い世代が多く、この会が地域や世代を超えた交流の場になっているのでは。小さなことでも悩みが解決でき、いろいろ色々な話もできて、皆さんがうれしそうに帰っていく姿が印象的。イベントに定期的に参加する人も増えてきた」と話す。

 「新聞の購読層は高齢者が多く今後、購読者が増えていくことはないかもしれない。ただ、地域に密着しているからこそ、できることはまだまだあると思う。今後も積極的に取り組んでいきたい」とも。

 次回は6月18日の開催を予定する。

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