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鴨川で商業デザイン講座 広告宣伝の負担軽減効果も

鴨川館で開かれたデザインの基礎講座

鴨川館で開かれたデザインの基礎講座

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 鴨川館(鴨川市西町)の会議室で4月11日、日常生活のあらゆる場面で活用できる商業デザインを学ぶイベント「簡単!身近なデザイン」が開催された。

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 鴨川青年会議所が主催する同イベント。講師は同会議所まちづくり委員会の副理事長を務めるグラフィックデザイナーの菅原明善さん。同市のイベントをはじめ、多くのポスターチラシのデザインなども手掛けている。

今回のイベントは、レイアウトの仕方や書体についてなどデザインの基礎を学ぶことで、商業デザインやレイアウトを考える力を養うことを目的としている。身近な商業デザインとして名刺を取り上げ、参加者同士でヒアリングを行い、パートナーの名刺を作るワークショップも行われた。

 参加者の一人であるオルカ鴨川FC事業本部の赤井歩さんは「私たちは『地域と共に歩む』を掲げている団体なので、できるだけ多くの方に団体を知ってもらいたい。今回の内容は、自分たちの活動に役立つ内容だったこともあり参加した。デザインの基礎を学ぶことができ、また多くの方に出会えたので参加して良かった」と話す。

「私は、鴨川でデザイナーとして生計を立てているという人はほとんど聞いたことがない。個人経営の方は自分でデザインできた方がいいし、特に若手に積極的に商業デザインを学んでもらいたい。広告宣伝費にかかる負担を減らすお手伝いができたら」と講師の菅原さん。「普段講師としてデザインを教える対象は専門学校生が多く、このような一般の方向けに講習を開くのは初めて」とも。

 同会議所では、会員だけでなく一般も参加できるイベントを開くことで、地域交流活性化にも期待を込める。

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