御宿周辺の子育て主婦たちが主体となって映画「夢みる小学校」の自主上映会が6月23日・24日、御宿町公民館（御宿町久保）大ホールで6月23日～24日にかけて開催する。

実行委員会メンバー

　子育て主婦たちのまちづくりチーム「かぐやDEアミーゴ」が主体となって実行委員会を組織、社会福祉協議会などの協力を得て計画した。

　同チームは釣具店跡などを活用したシェアスペース「かぐや」でプログラミング教室や草木染めワークショップ、古着交換のイベントなど地域コミュニティー醸成を目的に各種イベントを企画してきた。

　今回の上映会開催の背景には、2025年に予定されている町内布施小学校の廃校、老朽化した御宿小学校の建て直しなどがある。

　実行委員会メンバーで元地域おこし協力隊三次恵美子さんは「移住者は高齢者中心に増えているが、昨年の町内出生者数は1桁台という事実を知り、町のために何かできないかと考え計画した」と話す。

　「夢みる小学校」は保護者らが中心となり自主上映会を企画、全国で上映会が広がっている学習指導要領に則った「探求型学習」を実践する小中学校テーマにした映画で、御宿での上映は今回が初めて。

　上映時間は、23日＝9時30分～、24日＝9時30分～・13時30分～。参加無料。申し込み方法はインスタグラムで確認できる。