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いすみ市で食べ歩きツアー 地元の酒米使った限定酒お披露目も

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 いすみ市内で3月10日、「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin美食の街・いすみ」が開催される。

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 いすみ市では現在、地方創生事業の一環として、食をキーとした交流人口の拡大、地域経済の活性化、人材育成を目的とした「美食の街~サンセバスチャン化計画~」を実施している。その一環として、市が持つ「豊かな自然」「高品質な食材」を対外的にPRすることを目的にイベントを企画。「めぐる たべる つかる」をテーマに、今回で2回目の開催を迎える。

 「ONSEN・ガストロノミー」とは、日本固有の観光資源である「温泉(ONSEN)」と、欧州で普及している旅のスタイルで地域固有の食文化や伝統を「食」を絡めて楽しむという食文化と観光が融合した旅「ガストロノミーツーリズム」と、食べて巡る「ウオーキング」を掛け合わせたもの。いすみ市に温泉はないが、温泉がある近隣市町の協力の下、広域的な交流人口の増加と波及効果の拡大を目指し、同事業を実施する。

 当日は市内のポイントを3~4時間かけて歩き、各所で市の食材を生かした料理を食べて回る。日本最大級の料理人コンペティション「RED」の初代チャンピオンで、「ミシュランガイド東京2018」で1つ星を獲得した「レストラン ラ フィネス」のオーナーシェフ杉本敬三さんをはじめとする、日本を代表する若手のシェフによる一日限りの特別な一皿を提供するほか、今回新たな取り組みとして、いすみ市の酒蔵「木戸泉酒造」の協力の下、市内で生産された「酒米」を使った限定酒を同イベントでお披露目する。

 実行委員会の担当者は「今回新しい取り組みも導入した。いすみの自然と食を多くの方々にお楽しみいただきたい」と話す。

 開催時間は9時~。参加費は大人(飲酒あり)=4,980円、大人(飲酒なし)=3,980円、小学生以下=2,480円。定員は600人。参加申し込みはホームページで受け付ける。応募締め切りは2月22日。

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