3月に開催される「日本太鼓ジュニアコンクール全国大会」への出場を決めた「和太鼓凪（なぎ）」の演奏会が3月3日、岬ふれあい会館（いすみ市岬町中滝）で開催される。

演奏会、全国大会に向けて練習する「和太鼓 凪」ジュニアメンバー

　和太鼓凪は、いすみ市内に拠点を置く和太鼓チーム。現在、ジュニアチームとシニアチームがある。　ジュニアチームは、昨年10月に開催された「第26回日本太鼓ジュニアコンクール千葉予選」で最優秀賞を受賞。千葉県大会13連覇を達成し、3月24日に開催される全国大会に出場する。同演奏会は全国大会出場が決まる度に開催し、毎回、多くの地元住人が集うという。

　ジュニアチームリーダーで高校生の内野裕介さんは5歳で、和太鼓を始め、現在12年目。先輩たちの演奏を見て仲間と共に練習を重ねてきた。現在のメンバーは小学4年生から高校2年生までの6人。「地元での演奏会は、大会とは違う緊張感がある。知っている人も多く聴きにきてくれるので、喜んでもらえるように頑張りたい」と話す。

　当日は、ジュニアチーム、シニアチームが演奏するほか、チームを指導する日本太鼓TAKERU－猛－（タケル）が特別演奏を行う。引退し、進学や就職などで地元を離れてしまったメンバーも当時の仲間と共に演奏するという。

　内野さんは「最後の曲は、現役チームメンバーだけではなく、先輩、先生も一緒に演奏する。祭りの曲なので皆で盛り上がれたら」と来場を呼びかける。

13時30分開場、14時開演。入場無料。