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いすみのパン店「ベッカライ プンクト」が5周年 ドイツパンを日常に  

青木優作さん・沙綾さん夫妻。優作さんがパンを焼き、沙綾さんがケーキとサンドイッチを作っている

青木優作さん・沙綾さん夫妻。優作さんがパンを焼き、沙綾さんがケーキとサンドイッチを作っている

 ドイツのパンやケーキ、サンドイッチの店「ベッカライ プンクト」(いすみ市弥正)が8月2日で5周年を迎えた。

「ベッカライ プンクト」一番人気のプレッツエル(写真提供=ベッカライ プンクト)

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 いすみ鉄道国吉駅から徒歩約10分、苅谷商店街に店を構える同店。青木優作さんがパンを焼き、沙綾さんがケーキとサンドイッチを作っている。優作さんは都内のドイツパンの店で17年勤務していたが、新たな挑戦として地方移住を検討。さまざまな地域を見て回ったが、東京出身の沙綾さんの実家からも比較的近い同市に住まいを決め2021年、家族で移住した。その後、約8カ月の準備期間を経て店をオープン。

 店内には、プレッツエルなどの定番のドイツパンのほか、サンドイッチやケーキなど常時約45種類を並べる。沙綾さんは「一番人気はプレッツエル。本場ドイツの製法にこだわって作っている。ドイツのパンというと、硬くて食べにくいというイメージを持つ人もいると思うが 『噛むごとに味わいが広がって新鮮』 という声も頂く。北ドイツはライ麦の比率が高めのパンが多く、 南ドイツは小麦の比率が高めのパンが多い。 当店では南ドイツのパンを中心に取り扱っている」と話す。

 「大学でドイツ文学を専攻していたが、今もドイツの本を読んだり、調べたりして、ドイツの本場の味を追求しながら、新作も出している。日常のパンとして親しんでもらえたら」とも。

 平日は常連客が多いが、土曜は県外からわざわざ訪れる人も多く、10時の開店と共ににぎわい午前中で売り切れてしまう商品もあるという。

 「全体の7~8割が定期的に来店してくださる方。最近では、容器やバックの持参に協力いただける方も増えた。店の前に出す看板は娘が描いているが、オープン当時5歳だった娘も10歳になり『看板のイラストから娘さんの成長を感じられる』という声も頂く。逆にお客さまのお子さまの成長の様子も感じる場面もあり、 店を通じて地域との交流を重ねている。一日一日、とても充実していて、5年間あっという間だった」と振り返る。

 優作さんは「移住には不安もあったが多くの方に支えていただき、 続けられてきた。 とても感謝している。最近では、お客さま同士の顔なじみの人も増え、店の外にベンチを置こうかと考えている。 パンを買うだけでなく、 ゆっくりくつろいでもらえる場所になれたら。ドイツパンは、素朴で温かさがある。もっと多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と意気込む。

 営業時間は10時~17時。売り切れ次第終了。日曜・月曜・祝日定休。8月23日~31日は夏季休業。

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