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大多喜で立教大院生がビジネスプラン発表会 市・町長や住人との意見交換も

発表後、それぞれ発表したプランごとに分かれディスカッションを実施(写真提供=Yellow)

発表後、それぞれ発表したプランごとに分かれディスカッションを実施(写真提供=Yellow)

 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の学生が夷隅地域の活性化をテーマに作成した「夷隅地区ビジネスプラン発表会」が8月30日、大多喜町中央公民館(大多喜町大多喜)で開催された。

ビジネスプラン発表会の様子。それぞれチームは2~5人で構成(写真提供=Yellow)

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 同発表会は2020年に初開催。当初は、大多喜町のみを対象にしていたがエリアを広げ、夷隅地域全域の活性化に資することを目的に開催している。今回で7回目。新たな事業構想を立案に向け学ぶ社会人大学院学生が、実際に夷隅地域を訪れ、地域の人たちと交流し、そこで感じた魅力や課題、地域資源をもとにビジネスプランを企画。今回は約100人、24チームが取り組み、選ばれた4チームが発表した。

 当日は、いすみ市、勝浦市、大多喜町、御宿町の首長や議員、地域おこし協力隊、地域住民など60人以上が参加。発表が始まると参加者はスクリーンに映し出されるアイデアに真剣に耳を傾け、時折うなずきながら学生たちの発表を聞いた。

 発表されたプランは、本物の体験を次世代の子どもたちへ提供する「いすみアドベンチャー」、移住・定住促進の取り組みとして「ペット共生型・夷隅滞在モデル」、農林業活性化を目指した「価値を育み 世界へ挑み 循環するいすみ」、地域産品の開発・流通・販売に取り組む「いすみ米の新しい販路拡大と地域共創ビジネスモデル」の4プラン。

 各市町の首長はそれぞれの提案に対する感想を話し、「ぜひこのプランをこの地域で実践してほしい」と期待を寄せた。

 発表後、4つのプランごとにテーブルを設け、学生と参加者との意見交換を実施。「なぜこのアイデアを考えたのか」「実現するには何が必要なのか」「自分たちにできることはあるか」など、参加者から次々と質問が飛び出すと、学生たちも熱を込めて答えた。会場のあちこちで議論が続き、「とても充実した時間だった」「もっと話をしたかった」などの声が聞かれた。

 参加した学生は「東京から約90分という距離にありながら、まだ知られていない夷隅地域の魅力がある。その魅力をビジネスにつなげられる可能性を感じた」と話していた。

 大多喜町在住の現地コーディネーターは「外から訪れた若者の視点と、地域で暮らす人々の経験や思い思いが交わった今回の発表会。会場で生まれた出会いが単なる発表で終わらず、夷隅地域の新たな事業や交流、そして未来を動かす一歩になれば」と期待を込める。

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